職場には水筒に入れて水を持っていっている。
オフィス系の仕事のときは給湯室があって、いつでも自由にコーヒーなんかを飲めたけれど、販売系の職場にはそういう場所がない。トイレに行ったついでなどにお客様から見えないバックヤードでちょっと喉を潤し、売場に戻る。
そのためには携帯できる飲み物を持っていなければならない。以前はルイボスティーやほうじ茶などを作って持っていっていたが、最近は水を持っていっている。庶民の味方、浄水器を通しただけの水道水だ。
実家は田舎なので水道水にも抵抗はなかったが、関東に越してからは浄水器を通したとは言え、水道水を飲むのに抵抗があった。けれど、飲み始めたらいつの間にか慣れてしまった。
普段よく職場に持っていくのはピンクの方。200cc入るステンレスボトルだ。保温性があるので寒い時期は水をコップに入れレンジで温めたものを入れている(暑い時期は常温の水)。飲み口がややハードなのだけれど、シンプルな構造で洗いやすいくてお気に入り。
右のブルーのものはナルゲンの樹脂製ボトル。もともとはフタが落ちないように本体とくっついているのだけれど、切り離して使っている。こちらは380ccくらい入るようで、200ccのミニボトルでは足りなさそうなときに使った。ただし保温性はない。これもタイガーと同じようにシンプル構造でよい。
タイガーのボトルのときには聞かれないのに、ナルゲンのボトルを持っていったときは何が入っているのか二人に聞かれた。「ただの水だよ」と答えたら二人とも「へ〜」って感じだった。まさか二人とも普通の水を持ってきているとは思わなかったらしい。
考えてみれば、いまの時代、ただの水を飲む人は少なくなったかもしれない。私もかなり前にはお気に入りのペットボトルの水があったし。
それにしても、毎食後に飲み物を買う人を見るとリッチだな〜、と思う。私だって休憩のときに甘いお菓子と一緒に飲みたいと思いコーヒーを買うこともあるし、外出先でのどが乾いたときはペットボトル入りの水を買うときもある。飲み物を買わないわけじゃない。
でも、仕事に行くたびに飲み物にお金をかける気にはなれない。いまはお金にゆとりがないせいもあるけど、そうでなくても多分毎回買うことはないと思う。
お菓子が食べたい!とか、コーヒーが飲みたい!という強い気持ちがあるときには買うけど、普通に飲むものに対してお金はかけたくないのだ(私がけちなだけかもしれないけど)。
とにかく、飲み慣れると水もなかなかおいしいのだ。週末は夫がコーヒーを淹れるし、ときどきルイボスティーや緑茶(もらいもの)を飲むこともあるけど、最近はもっぱら水を飲んでいる。
蛇口をひねると出てくるし、何と言っても安いしね。
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