先日、雨の日用の傘を買って、それまで持っていた傘は処分した。
先輩からもらった傘
自分用の傘は雨の日用、日傘、折りたたみの3本持っている。その中の、雨の日用の傘がずっと気になっていた。その傘は自分で買ったものではなくて、以前の職場の先輩にもらったもの。
その先輩は、仕事の関係で安く買える機会に、いろんなものを買っては溜め込んでいたようだった。買ったまま家に持ち帰らず仕事場に置いていて、かなりの量になっていた。
2年ほど前その人が異動することになり、お別れの品として傘をプレゼントしてくれた。もちろん、安く買えるときにまとめて買っておいておいたものだ。私だけではなく、同じ部署にいた仲間数人が、長傘や折りたたみなど、それぞれ別々の傘をもらった。
私がもらったのはちょっと派手だけれど、きれいな色とデザインででなかなか好みの傘だった。自分では買わないタイプだったので、ありがたくいただいた。
もらった傘を使うことにした
しかし、家にはすでに持っている傘があったので、しばらくはそのまま使わずにいた。1年くらい前に、それまで持っていた傘がだんだん古くなってきて、鉄の部分が錆び始めてきていたので処分した。そこでやっと先輩からもらった傘を使うことにした。
いざ使おうとして持ち手の部分のビニールをはがそうとしたところ、なかなか取れない。ビニールが持ち手にくっついてしまったようなのだ。
先輩が買ったのはもともとセール品だったので、いわば売れ残り商品。先輩が買う時点ですでに製造から数年経っていたのかもしれない。それを先輩が買ってからさらに数年放置した。そして、私ももらってから1年くらい使わずにとっておいた。それが原因だと思う。
持ち手がひどいことに
ビニールをなんとかはがしたものの、持ち手に貼られていた合皮の部分も少しはがれてしまった。最初は、はがれた部分が少なかったので、まあいいかなと使っていた。だが、ひらひらしてる部分が気になりそこだけのつもりが取り過ぎたり、使うたびにどんどんはげてしまい、ついにはこんな感じになってしまった。
傘のほかの部分はなんともなくても、持ち手がこれだけぼろぼろになってくると、使っていてどうにもいい気分がしない。
新しい傘を買う
そこで新しい傘を買って、先輩からもらった傘は処分することにした。本体が壊れていないのでもったいないような気もしたが、気にしながら使いたくはない。
今回のことで、ものは使わなくても劣化していくんだな、と実感した。
買ったけれどもったいないと思ったり、使うシチュエーションを選び過ぎて、なかなか使わないことが私にもよくある。そうこうしてるうちに、好みが変わったり洋服だったら体型が変化して合わなくなったりすることもあるのだ。
いいな、と思って買ったなら惜しまずに、そのとき使うのがいいのだろうし、いつかのために買っておいても使うときにいい状態で使えないこともある。お得だからと買いすぎても、結局得しないこともある。
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