悩んだ末、固定電話を解約することにした。
夫も賛成している。
セールス電話が嫌
固定電話にかかってくるのは、セールスの電話が一番多いと言ってもいいくらいだ。
ナンバーディスプレイなども申し込んでないので、誰からの電話か出てみるまでわからない。
基本、昼間は固定電話がなっても出ないようにしているが、最近のセールス電話は夜8時以降でもかかってくることがあるのでたちが悪い。
時間的に実家の母かな、と思って出るとセールス電話だったときのしまった感は半端ない。
母も固定電話にかけてくる
母は携帯も持っているが、昔人間なので、基本は固定電話。
実家の固定電話から私の家の固定電話にかけてくる。
でも、それも、私のスマホにかけてもらえば済む話。
実家は光電話なので、スマホにかけても通話料金を気にすることもない。
実家にかける場合
私から実家に電話をかけることもある。
月に1〜2回、あるかないかだ。
以前、携帯がドコモだったときは、家族間通話が無料だった。
しかし、いまは私がドコモを解約しSIMフリー端末になったため、無料通話ができなくなった。
そこで、楽天でんわを利用している。
楽天でんわは通話料金が通常よりお得になるアプリだ。
固定電話はまったく使わなくても毎月の基本料金がかかる。
それを考えると、楽天でんわを利用してたまにスマホで通話したって、固定電話の基本料を大幅に上回ることはないだろう。
なにか状況が変わって、実家に頻繁に電話をするようになったら、別の通話アプリでも検討すればいいだろう。
固定電話がないデメリット
子供がいると、学校の連絡網などで必要な場合もあるらしい。
けれど、うちは子供がいないので関係がない。
災害のとき、携帯よりも固定電話の方が強いらしい。
でも、災害のとき、家にいるかどうかなんてわからない。
もしものときのために、固定電話を持ち続けるのもなにかが違う気がする。
それよりも、防災グッズを用意した方がいいだろう。
基本は固定電話
固定電話は小さいころからずっと使ってきた。
実家を出て寮暮らしをしていた数年こそ、寮内の公衆電話を利用していたけれど、それ以外はずっと使い続けてきたのだ。
それをやめる。
なんだか恐ろしい。
デメリットを調べて納得したつもりになっても、いままで何気なく使ってきたものが使えなくなるということに恐怖を感じるらしい。
思えば、不在通知票をみて配送業者に電話をするときや、アパートの管理会社に電話するときなど、電話をかける場面では、携帯を使わずに固定電話を使っていた。
固定電話なら通話料金も安いし、音質も安定しているという思いからだろう。
母のことを昔人間と言ったが、私も多分そうなのだ。
電話と言ったら固定電話なのだ。
でも、それも慣れの問題だろう。
実際、LINEで通話ができる相手の場合は、迷わず携帯を使っているのだ。
それで、特に不便を感じているわけでもない(たまに音質が悪いこともあるが)。
迷いながらクリック
固定電話がないデメリットも調べた。
万が一固定電話を使いたくなったら、また新規で申し込めばいい。
いまは気軽に固定電話をはじめられるプランもある。
そこまで考えをまとめたものの、固定電話をやめるのには勇気が必要だった。
NTT東日本のホームページにいき「電話、なくしてほんとに大丈夫?」
と、自問自答しながら解約決定のクリックをした。
大げさだけど、ほんとにそんな感じだった。
いままで当たり前にあったものをなくす恐怖。
なくしたら後悔するのではないかという未来に対する恐怖。
何も考えずに払っていた基本料金がなくなる、というメリットは、恐怖に比べると弱いらしい。
とにかく、変化に対する恐怖がすごい。
デメリット(この場合、セールス電話や基本料金など)があっても、メリットについては無視しながら、なんとかして現状を維持しようとがんばる。
変化を恐れている。
ただ固定電話をなくすだけなのに。
いままでポンポン、ポンポン、ものを処分してきたけど、私にとって固定電話をやめる恐怖はけっこう大きかった。
でももう決めた。
手続きもした。
実家の母にも伝えた。
あとは慣れるのみ。
そして、固定電話を置いていたスペースが空いた。
電話線も不要になった。
ついでに処分
以前のパソコンのとき、大活躍してくれたスピーカーを処分。
さらに、以前使っていたスキャナー。
ここ数年使っていない。
今後も使うことはないだろう。
これらもまとめて処分する。
いままでに感謝。
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