
ときどき胃が痛むことがあり、思い切って胃の内視鏡検査を受けたのがおよそ4年前。そのときにピロリ菌の検査もしたのだが、結果は陰性だった。
それからときが過ぎ、胃痛を避けるために毎日のように飲んでいたお酒(量は少なめ)はほぼ飲まなくなった。コーヒーはしばらく飲み続けると胃痛が起こり、そうなるとお休み。また胃の具合が回復したかなと思ったら、また飲む、ということを繰り返していた。
初めての胃の内視鏡検査のあと、2年後くらいに再度検査をしたけれど、特に変わりはなかった。そして今月、住んでいる地域の胃がん検診で内視鏡検査を受けてきた。引越し後、初めての検査だったので病院も初めてのところだった。
検査のあと先生に呼ばれて話を聞いた。ピロリ菌がいそうな胃だったので、細胞を2箇所採って検査に出すと言う。以前調べたときは陰性だったと言う話は一応したが、採取した場所が違えばもしかしたら陽性反応が出るかもしれない、ということだった。
そしてその検査結果を今日聞きにいったところ、見事に陽性だった。やっぱりいたのか、わかってよかった、という思いとともに、最初の検査で判明して欲しかったという複雑な思いも。
でも、最初の病院に行き続けていたらわからなかったことが病院を変えたことでわかったので、運がよかったと思う。さっそく薬をもらって明日から1週間薬を飲み続けることになった。
薬は朝晩の2回で期間は1週間。飲生物質が入っているのでお腹が緩くなることがあるらしい。あまりそれがひどいようだったら薬が体に合っていないので、変更をする。除菌できる確率は80%くらいで、薬終了後の2ヶ月後に検査をして調べる。そのときにまだピロリ菌がいたら2回目の除菌をすることになるとのこと。また、除菌に成功しても胃の萎縮はなかなかなおらないし、胃の検査は年に1度受けた方がいいと言われた。
いままではあまり病院に行っていなかったのに、50代になってから少しずつメンテナンスが必要なところが増えてきた。胃の内視鏡は1年に一度ということだが、緑内障が進行してないかの検査のために3ヶ月に一度眼科に行くようになったし、歯の定期検診にも3ヶ月に一度行っている(これは40代からだが)。
病気が進行してから気づくよりはいいけれど、定期検診にあちこちの病院に行くのは費用も時間もかかって大変だ。
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