胃の調子があまりよくないので、2週間ほど前に病院に行き、ピロリ菌がいるか調べてもらった。

結果は後日ということで、その結果を聞きに病院に行ってきた。
内視鏡をやったあとに、ピロリ菌がいる可能性が高いと先生に言われていたので、結果を待つ2週間ほどのあいだに、菌についていろいろ調べていた。以下は私なりのざっくりしたまとめ(あまりあてにしないでください)。
- ピロリ菌は胃炎を起こし、潰瘍や胃がんの原因になる。
- ピロリ菌に感染していたら、除菌をすることが多い(副作用などもあるので医師と相談の上)。
- 薬をのめば、9割くらいの人は除菌に成功する。
- 除菌をしてピロリ菌がいなくなっても、萎縮した粘膜は戻りにくい。
- 除菌をすれば胃がんにならないわけではないが、確率は低くなる。
- ピロリ菌がいた人は、もともといない人より胃がんになる確率が多いので、除菌に成功したあとも定期的に内視鏡などでチェックした方がいい。
などなど。
胃がんが見つかっても、早期ならいまはそれほど怖くないらしいし、内視鏡は辛くないということが先日わかったので、毎年検査を受ければいいか、と考えていた。
自分の食生活については、暴飲暴食をしているとも思わないし、辛いものをたくさん食べてるわけでもない。まあ、ストレスに弱いところはあるとは思うけれど、萎縮性胃炎なのはきっとピロリ菌のせいにちがいない。胃の調子が悪い原因は、私本人のせいではなくて菌のせいなのだから、除菌すれば不調も治るかもしれない、とも思っていた。
ところが、検査の結果は陰性。つまり、私の胃にピロリ菌はいなかった。
最初聞いたときは、菌がいる前提でいろいろ考えていたので、若干ショックだった。薬で除菌すれば胃が良くなるとばかり思っていたからだ。ピロリ菌がいないのに、萎縮性胃炎なんて、原因もわからないし、これからどうしたらいいんだ!? と戸惑ってしまった。
しかし、よく考えてみれば(いや、よく考えなくても)ピロリ菌に感染してない方がもちろんいいのだ。除菌のためにの薬をのむ必要もないし(副作用がある人もいるらしい)、胃がんのリスクもぐっと低いのだから。
ピロリ菌がいないのに萎縮性胃炎なんて・・・、とがっかりしていたら、そういう人もいますから、と先生に慰められた。菌はいないけれど胃炎はそのままなので、今後は3年に1度くらい内視鏡検査を受ければいいでしょう。また、不調が出たらきてください、ということだった。
先日の検査で胃炎があると知ってからは、炭酸系のアルコール(ビールやハイボール)をワインに変えて、コーヒーも控えめにしている。でも、それだけでは胃の調子は悪くはならないにしても、よくなることはないだろうし、これからどうしようかな。
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