胃が弱い
学生の頃はまったく平気で、胃痛ってどんな感じ? という感じだったのだが、20代くらいから胃の不調を感じるようになってきた。30代の頃には、ストレスで2〜3ヶ月毎日胃痛が続いたこともあった。
最近、体調によってはコーヒーを飲みすぎたり、夕食時にビールやハイボールなどの炭酸系アルコールとコーヒーを飲むと胃が痛くなることもある。それに胃の動きが悪いな〜、と思うことも多い。食後しばらくしてからやっと胃いて消化をはじめたな、と感じるのだ。若い頃に比べて胃の不調の頻度が多くなってきたように思う。
少し前までは、胃カメラなんて怖くて無理、胃カメラをやるくらいなら胃ガンで死んでもしょうがない。胃カメラをやることによってストレスで胃ガンになる。胃カメラだけは一生無理、などと思っていた。人間ドッグに行ってもバリウム検査すら怖くて受けていない。
胃の調子が悪いと病院に行こうかな、と思うけれど、すぐよくなることが多いので、よくなったらやっぱり病院はやめようと思う。その繰り返しだ。
しかし、そんな私が胃の内視鏡検査を受ける決意をした。
内視鏡検査を受ける気になった理由
理由1:医療ジャーナリストの体験談
あるラジオ番組で、医療系ジャーナリストの人が、ピロリ菌を除菌したことで快適になったと言っているのを聞いて、ピロリ菌が気になり始めた。
もし自分もピロリ菌を保持していて、それを除菌するだけで日頃の胃の不調がよくなるならやってみたい。それに、ピロリ菌を持っていると胃ガンになる確率も多いと聞く。
理由2:夫の胃内視鏡体験談
数年前に夫が胃の内視鏡検査を受けた。麻酔をしてからおこなったので、ほとんど意識がない状態で終わり、まったく辛くなかったという(終わった後しばらくは違和感が残ったらしいが)。それを聞いて、やってみてもいいかなぁ、と思うようになってきた。
理由3:いろいろ考えるのが面倒
不調の時は病院に行こうと思い、行くなら検査の上手な先生に診てもらいたいと思って病院を調べる。そして胃痛や胃の張りは、わりとすぐ治るのでそうなると行くのをやめにする。そんなことを何度も繰り返している。でもそれも面倒になってきた。
一度内視鏡検査を受ければそんなことはもう終わる。もし調べてピロリ菌がいれば除菌すればいい。ピロリ菌もいなくて何か大きな病気でもなくて、ただの慢性胃炎とかだったら、日頃の生活習慣を見直せばいいわけだ。
このまま、ピロリ菌のせいかな、なにかの病気かな、と思い続ける日々が嫌になってきた。怖いけど安心できる日々、迷ったり考えたりする日々をもう過ごしたくない。
理由4:夫がうるさい
夫は病院が嫌ではないタイプなので、なにかあるとすぐに病院に行く。心配の方が嫌なのだ。だから、私が胃が痛いとかなんかもたれる、という話をすると病院に行けとうるさく言われる。言われ続けるのも面倒になってきた。
まずは病院へ
夫は近所の総合病院で検査を受けたのだが、私はあまり大きい病院は好きではないので、一度行ったことのある近所の小さい病院に行って検査の予約をすることにした。
先生に麻酔について聞いてみたが、全身麻酔ではないのでぼーっとするだけだと言う。夫はほとんど意識がなく、気づいたら終わっていたと言っていたが、話が違うじゃないか。意識があったら不快感もあるかもしれない。しかし夫も全身麻酔ではなかったので、麻酔の効き方に個人差があるのだろう。私も意識をなくしたい!
先生に、なあるべくぼーっとした状態にしてください!と念を押して、その後詳しい話をしてくれた看護婦さんにも、初めてで怖いんですけど大丈夫でしょうか?と尋ねてみる。そういう方は多いですが大丈夫ですよ、と言われる。まあ、そう言うしかないだろうけど、それでもその言葉を聞いて安心する。
検査は来週
受けるとなったら早く受けたいので、さっそく来週の火曜日に胃の内視鏡検査を受けることにした。どきどきするなー。錠剤の薬を飲むのにも苦労する私が口からカメラを入れるなんて大丈夫だろうか。
終わるまでは不安が続くけど、どんな感じなのかちょっとだけ楽しみでもある。
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