ここ数年、衣装ケースの中で目にするたびに、処分しようかどうか迷っているショールについての話。
10年以上前に買ったショール
このショールを買ったのはもう10年以上前(衣装ケースにしまっていたので、しわがすごい)。もしかしたら15年以上前かもしれない。デパートでセールになっていたのを見つけて、落ち着いたピンク系のチェック柄が気に入って買った。
特に必要があって買ったわけではなかったが、会社で寒いときのひざ掛けとして2〜3年は使っていたように思う(そのときはデスクワークだった)。その後、立ち仕事に変わり、ひざ掛けは必要なくなった。
使いみちもないけど、捨てる決断ができない
会社でひざ掛けが必要なくなってから、何度か使いみちについて考えてみたものの、なにも思い浮かばなかった。家でのひざ掛けはすでに別のものがあるし、かといってマフラーやストールとしては大きすぎる。コートの上から羽織るスタイルも好きではない。
結局ここ数年は、衣装ケースの中に入っているだけの状態。
洋服だったら似合わないとか体型に合わないなど処分の判断基準がいくつかあるが、ショールの処分基準はあまりないし、あってもゆるいように思う。
しかし、ただの布ゆえになにかに使えそう。使えそうなのに捨てるのはもったいない、と思ってしまう。しかもこのショール、毛玉もできてないし、くたびれた感じもしない。色柄も気に入っている。
そう、使いみちこそないものの、これと言った捨てる理由がみつからないのだ。捨てる理由として考えられるのはただひとつ、使ってないから。ただ、それだけだ。
つまり、捨てたくないならなにかに使うしかない。今回もショールを眺めてしばらく悩んだ。使い道がないのにただ衣装ケースの中に入っているだけでは意味がないことはわかっている。目に入るたびに、気持ちが重くなるだけだ。
ベッドカバーとして使ってみることにした
そこでふと目についたのがベッド。大きく広げて、ベッドカバーのようにしてかけてみることにした。布団全部を覆うほどの大きさはないが、80%くらいはカバーできている。それほど重くないし、保温効果もあるように思う。色も暖色系だから冬にぴったり。
それまでは別の薄い綿の布をかけていたので、正直、特に必要なわけではない(この下の写真に少し写っている)。
ミニマリストなら1枚あればいいのだから、もう1枚は処分ということになるのだろうが、私はまだそこまでの心境にはなれない。かと言って無理して手放しても後味がわるい。
とりあえずショールを冬のベッドカバーとしてしばらく使ってみて、また後日いるかいらないかの判断をしようと思う。
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