少し前までスコーン作りにはまっていた。

その熱がやっとおさまっていたのに、先日、お菓子作りの番組『グレーテルのかまど』でスコーンが取り上げられていたのを見て、またスコーンを作った。
グレーテルのかまどでは小麦粉を使ったレシピなのだが、うちには米粉しかない。失敗するかもしれないので、レシピの半量で作ってみることにした。
レシピでは薄力粉を260g使うようになっているので、その半量だと130g必要。ただし、米粉は小麦粉より水分を吸う性質があるので、130gのところを110gにしてそれ以外はすべて半分の量で作ってみた。
フードプロセッサーがないので、その工程は木べらで行い、完全に手作業。バターと粉類を混ぜるときにはバターをひたすら刻むように。また、牛乳や卵などを混ぜるときにはさっくりと切るように。地味だけど、楽しい作業。我ながら、なんでこんな作業が好きなのかと思う。
さらに、レシピでは生地を4cm厚さに伸ばして、6cmの丸の抜型で抜くのだが、うちには丸い抜き型がないため、直径5cn弱の小さなグラスを代用。そのため、厚さも1.5〜2cmほどのミニスコーンになった。
いつも型の代わりに使っているグラス
番組では、厚みの部分に入った亀裂を『オオカミの口』と呼んでいて、それが開くといいらしい。私の作ったものは高さが足りないので、残念ながら口は開いていない。
でも、味はさっくりして美味しかった。砂糖はかなり少なめなので、ほとんど感じない。番組ではジャムとクリームも手作りしていたけど、私はそこまでは面倒でできないので、いつものように蜂蜜をかけて食べた。
スコーンは生地を冷蔵庫で寝かせるレシピが多いけど、このレシピはその必要がないので、生地を混ぜてからが早くて嬉しい。
ものを増やしたくない気持ちはあるけど、こんなによく作るなら、スコーン用の抜き型を買ってこようかな、と考え中。クッキーぐらいならいいけど、厚みがある生地はグラスではちょっと抜きづらいのだ。
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