
今日はちょっと前の話。
実家では、認知症の母と発達障害の妹が年金生活中。
数年前、母が物事を普通に考えられている頃までは実家の家計は母が管理していた。ただ、管理といっても家計簿をつけているくらいで、年間を通して赤字になっているのかどうかなどはあまり把握できていなかったのかもしれない。
トイレやお風呂などのリフォームもあり、どうしてもお金を使わなければいけない状況もあった。それはいままでの貯金でなんとかなったが、今後の不安は残る感じで、私が家計簿や通帳を見て、ざっくりと計算してみた。
計算上は、ぎりぎり赤字にはならないけれど、決してゆとりがあるとは言えない状況だったので、なにか節約できるものはないかと思っていたら、NHKの受信料が免除になるかもしれないということがわかった。
受信料免除の条件はいろいろあるが、実家で対象になりそうだったのは
身体障害者手帳をお持ちの方がいる世帯で、かつ、世帯構成員全員が市町村民税(特別区民税含む)非課税の場合(NHKのHPより)
という条件。
妹は発達障害と病院で診断され、障害者手帳を持っているし、一緒に暮らす母は年金と、田畑を貸しているわずかな収入しかない。難しいことはよくわからないが、自治体に行けば免除などの申込書などがあるという。そこで、妹に近所の市役所に行って、免除対象になるか市役所の人に聞いてみて欲しいと頼んだのが昨年の夏〜秋頃。
もしかしたら受信料を払わなくて済むかもしれないんだよ、と言っても、我が事とと思えない妹は、なかなか行動に移せず、いつも通り10月の下旬に受信料がが口座から引き落とされた。あ〜、間に合わなかったか、と思ったものの、私は指示を出すだけで実際に動くには妹なので、しょうがない。
そんな妹が重い腰をあげて市役所に行ったのは、今年に入ってからだっただろうか。係りの人に聞いたところ、我が実家は対象にならないと言われたらしい。そうなのか、残念だけどそれなら仕方ないとあきらめていたのだが、しばらくして妹が用事で市役所に行ったら、やはり免除の対象になると言われたので、申請書を出してきたと連絡があった。
妹が市役所によく行っているからよかったものの、そうではなかったらずっと免除になることを知らずに過ごしていたかもしれない。危なかった。
そして、今年の3月半ば、NHKから受信料の一部が口座に戻ってきた。やったー!
これで、今後は受信料が免除になる。ゆとりのない家庭の年間14,000弱は大きい。もっと早く知っていたらなー、とも思うけれど、ずっと知らずにいるよりよかった。
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