【実家問題】認知症の母と暮らすのは辛い

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石膏像

実家には70代後半の母と40代後半の妹が2人で住んでいる。父は15年以上前に他界した。

父が亡くなってから10年以上は母も元気で、外出したり庭仕事をしたり、料理などもやっていた。それが数年前から物忘れが多くなり、新しいことはなかなか覚えられなくなってきた。どうやら認知症のようで、2〜3年前には要介護認定を受けた。

妹は過去にいくつかの職場で働いていた。が、なかなか続かないことでハローワークの人にすすめられて病院に行って発達障害と診断された。いまは、自分のペースでできて、ストレスがない作業所で働いている。

父がいなくなってから、そんな2人がなんとかかんとか一緒に生活してきたが、母の認知症が進むにつれて妹のストレスが大きくなってきた。

同じことを繰り返し話したり聞いたり、大事なものをなくしたり(大体あとで思わぬところからみつかる)する。外出する機会が少なくなった分、妹にはやたら話しかけてくるので、かなりうっとうしい。また、母自身も頭がうまく働いていないことは自覚があるらしく、それにイライラして妹に当たることもあるようだ。

私も2年くらい前に実家に帰ったとき、母のおしゃべりがとまらないので辟易した記憶がある。もちろん、それも病気の症状なのだろうが、わかっていても煩わしいことには違いないので、妹の気持ちもよくわかる。

ただ、母は体はいまのところ元気で、家事の一旦を担っている部分もある。それに、いまは母の年金と妹の年金で暮らしているので、なんとか生活できている。

もし母が施設に入ったら、母の年金はすべてその費用になるだろう。それでも足りないかもしれない。田舎の一軒家で妹が一人暮らしをするには、光熱費などがかかり妹の年金だけでは無理かもしれない。そうなると、妹も施設に入ることになる。

妹は、母とは離れて暮らしたいという気持ちはあるのだが、施設に入ることにより自由がなくなることを恐れていて、なんとか二人暮らしを続けていた。しかし、それもそろそろ限界らしく、SOSを出してきた。

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