不満を言うだけではなく行動に移した知人

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同じフロアで働く知人が仕事を辞めることになった。関東から関西へ引っ越すのだそう。お母さんと二人暮らしなので、仕事をしている彼女が関西で働き口さえ見つければできることだけれど、なかなか思い切った決断だと思う。

生まれも育ちもずっと関東だった彼女だが、あまりその場所にいい印象がなく、関西のある地域を旅行したときにその土地を好きになり、ずっと引っ越すことを考えていたそうだ。

それに、日頃おとなしそうな彼女だが、関西のノリの方が合っている気がしたそうで、関東のいまの場所から離れたかったのだそう。

彼女とは短期間だけど以前同じ職場で働いていた。そのときはさほど仲良くなる前に私が異動になり、それまでの関係だったのだが、昨年仕事探しでいまの職場の下見に行って偶然再会した。

いまは彼女と近いけれど、直接関わりのない売り場で働いているので、同じ出勤日でもあまり話す機会はない。

それでも、私にとって初めての職場で緊張していたとき、少し彼女と話すだけでリラックスできてとても心強かったし、いまだにたまに彼女の売り場に立ち寄るだけでも、私の癒しタイムになっていた。

そんな風にときどき会話するだけで、特に休みの日にご飯を一緒に食べたりとかする仲ではなかったけれど、なんだか私は彼女が好きだった。なんと言うか、話をしていると、猫を撫でたりしているときのように和む感じがするのだ。

そんな彼女がもうすぐ遠くに行ってしまうのは淋しいけれど、新しい地での生活に期待している話を聞くと、よかったなとも思う。

以前からいまの仕事を辞めたいと言っていたので、愚痴を言うだけで何もしないわけではなく、実際に自分の理想に向けて行動に移した彼女はすごい。彼女らしさが関西で出せて楽しくやっていってほしい。

 

ブラウニー

そんな彼女の送別の品に、簡単に作れて失敗の少ないブラウニーを作った。あまり大げさなものにしたくなかったので、ほんの気持ちばかりのものだけど、なにかあげたかった。そう思わせるのも彼女の魅力だろう。

彼女が関西に馴染んだころ、遊びに行けたらいいなと思う。

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