前回、実家に帰省したときに母と話していて、なにか違和感を感じることがときどきあった。
しばらくして、その違和感の原因が、母の「あ、そうか」という言葉だと気づいた。
「あ、そうか」に、もやもや
ことあるごとに母が「あ、そうか」と言う。
別におかしな言葉ではないのに、その言葉を聞くとなにかもやもやする。
しばらくして、そのもやもやの正体がわかった。
母の話す方言混じりのなまった言葉の中に、標準語の「あ、そうか」が混ざっていて、それが気持ち悪いのだ。
なぜそんなふうになっているかというと、そもそも「あ、そうか」という言葉は私の口癖だったのだ。
特に変わった言葉ではないので自分では気づいてなかったのだが、私はよく「あ、そうか」と言っているらしいのだ。
母は私と過ごすうちに、無意識にその口癖がうつっていたらしい。
鼻歌泥棒ならぬ口癖泥棒だ。
無意識だったり意識的だったり
妹に、私って、「あ、そうか」が口癖なのかな?と聞いてみた。
気づかなかったと言っていたが、しばらくしたら妹も「あ、そうか」と言うようになっていた。
やっぱり口癖は移るらしい。
「あ、そうか」ならそんなに問題はないが、何年か前に、やはり母に私の口癖がうつったことで、気をつけようと思った言葉があった。
私はやはり実家に帰省中で、母と一緒に出かけようとしていた。
そのとき母が言った。
「早く行こうぜ」
私はびっくりして、なんなのその言葉、行こうぜって?!と言った。
そしたら母が「よくアールちゃん(私のこと)が○○しようぜって言ってるから言葉がうつった」と言うではないか!
いやいや私は「○○しようぜ」なんて言わないよ
え、言ってる?
もしかして・・・あ、言ってるかも
確かに言ってる。
大人なら言葉使いに気をつけましょう(自分)
自分ではちょっとした軽いノリのようなつもりで「○○しようぜ」と言っていたが、他人の言葉で聞くと、非常に品がない感じに聞こえて驚いた。
それからは「○○ぜ」は使わないように気をつけている。
イキがった十代じゃないんだからね、ほんとにその言葉使いはやばい。
いや、やばいももうやめた方がいいよね。
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