すのこベッドで眠るようになって約半月。いまの感想を書いてみようと思う。
すのこベッドを買うまでの経緯はこちら



香りがいい
いまだにベッドのある部屋に入るとひのきの香りがする。自然の香りなのでほっとする。ただ、夜眠るときには、べつの好きな香りをディフューザーで楽しんでも邪魔にならないくらいには香りは弱まっている。
若干きしむ
最初はまったくなかったきしみ。1週間くらいしてから寝返りをうつときにきしむようになってきた。
ちょうどその頃、夫がベッドにダイブしたのでそのせいかもしれない。まったく、マットレスタイプのベッドじゃないんだからやめてほしい! もちろん速攻叱った(マットレスタイプのベッドだってよくはないんだろうけど)。
きしみはじめてしばらくは、まさか壊れたりとかするのだろうか?!とちょっとびくびくしていた。
けれど小さなきしみ音になれた最近では特に気にならなくなった。
考えていたほどの高さは必要なかった
このベッドは28cmと38cmに高さが換えられる。買うときに35cm以上のベッドがいいと考えていたので、38cmで使っている。
そもそもなぜ35cm以上のベッドがいいと思ったのかと言うと、立ち上がり時のひざの負担を重要視したから。
ベッドに腰をかけたとき膝の角度が
【図1】90度以下の場合:立ち上がり時にひざに負担がかかりそうだが、足もとは安定する
【図2】90度の場合:立ち上がり時の負担は少なく、足裏もぴったりつく
【図3】90度以上の場合:立ち上がり時の負担は少ないが、足裏がぴったり着かない状態になる
※私の場合は90度がいいかな、と検討してみただけで、それがほかのひとにとってもベストの高さというわけでは、もちろんない
自宅のソファや椅子、トイレの便座などを測ってみて検討した結果、私の場合は90度になるのが床から大体40cmくらいだという結論が出た。35cmのところから立ち上がる場合、少し勢いが必要な感じ。
ベッドで使う布団が5cmの厚さのものだったので、ベッドは35cm以上がいいと考えたのだ。
しかし、いまのベッドが到着して組み立ててみると、布団を敷かない38cmの状態で座るとちょうどよかった。腰をかけた状態でほぼ足裏がついているし、立ち上がり時にも負担を感じない。いろいろ検討したつもりだったけれども、ずれていたようだ。
実際ベッドに布団をのせるとベッドの高さ38cm+布団の厚み5cmで43cmになる。そこにしっかり座ると足先が床に着く程度。足裏をぴったりつけて座るためには浅く腰掛けるしかない。
しかし、実際に朝起きるときというのは、一度ベッドに腰をかけた状態になってから立ち上がるのではなく、上半身を起こすとともにベッドから出ることがほとんどなので、ひざが90度になるほどの高さは必要なかったのかもしれない。
このあたりの考え違いは実際のベッド売場で寝て起きあがってみるということを試さなかったためだ。本当に自分に必要な高さがわかっていれば、低いということで候補から外れた別のベッドを買っていた可能性もある。
ただ、ベッドに腰掛けてなにかすることはほとんどないので、足裏がぴったりつかなくて困ることはいまのところない。それに、高めのところで寝ているというのはなぜか気分がいい。なんというか優雅な気分になる。
布団よりひとまわり大きいサイズ
前にも書いたが、ベッドが布団の長さより10cm長いため、その余白部分にスタンドや本などを置いている。ベッド生活のためにサイドテーブルも買わなければ!ということがなかったので、その点は満足。
ただし、布団の幅より5cm大きいところに今の時点でメリットは感じない。まあ小さいよりはまし、というくらい。やっぱり私にはコンパクトな方がいい。
結局のところ
このベッドを買って概ね満足している。
週に1度は土日は布団乾燥機をかけて、布団やベッドかかびないように気をつけている。大切にしてなるべく長く使いたい。
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