
先日、日々愛用しているMacbookのOSをバージョンアップすることにした。
ブラウザはChromeとSafariを使っているのだが、最近SafariでYahoo! を見ると、あなたのブラウザはちょっと古いですよ的なメッセージが出てくるようになり、気になっていた。
最初はSafariのバージョンを上げればいいのかと思って調べたのだけれど、どうやらそうではなくそもそもOSが古いっぽい。
いまのMacを買ったのが約8年前で、そのときに搭載されていたOSはMavericks(マーベリック)かYosemite(ヨセミテ)だったと思う。それを2018年にリリースされたMojave(モハベ)というOSにバージョンアップした記憶はある。
その後、何年もそのまま使っていたのだが、調べてみたところBig Sur(ビッグサー)というOSにバージョンアップできることがわかった(調べ方:システム環境設定」を選択してから、「 ソフトウェアアップデート」をクリックする)。
バージョンアップ前にファイルのバックアップを取った方がいいのかなとちらっと思ったのだけれど、まあ大丈夫だろうと能天気にバージョンアップにトライした。
ところが、バージョンアップには容量が微妙に足りなかったらしく、新しいOSをインストールできたかなと思えるところで「インストールに失敗しました」というエラーが出てしまった。バージョンアップ前に不要なファイルなどを削除して容量をきちんと確保してなおかつバックアップも取ってからやればよかったのに、と後悔してももう後の祭り。
いつもの画面を出すことができないので、どうすればいいのかスマホで調べながら今後のことを考えてみた。
- いまのMacはあきらめて新しいMacを買う(すでに8年使っているのでそろそろ買い替えどきかも。調べてみたところアップルストアで新しいMacを買えばいま使っているMacは下取りしてもらえそう。ただし正常に起動することが条件)
- 修理に出して直してもらいつつ、入っていたファイルも救ってもらう(費用はかかるけどファイルとMacは手元に残る。しかし費用は数万円かかりそう)
- 入っていたデータはあきらめて、初期化してからOSを再インストールしてみる(ファイルは失うが出費はない。うまくいけばまたMacを使い続けることができる)
検討した結果、3(初期化してOSを再インストール)に決めた。パソコンに入っているファイルの中で一番大事なのは写真だが、それだけは最近クラウドに保存していたので本当によかった。また、メールソフトはGmailしか使っていないのも好都合。あと、細かいファイルやメモ的な記録があったのだが、どうしてもというほどのものではない(と思いたい)。
5年か10年前だったらそのちょっとしたファイルを失うことがすごく嫌というかこわかったんじゃないかと思うけれど、いまの私にはそのことがあまり気にならなかった。ほとんど過去のファイルを見る機会がないとわかっているからかもしれない。
とにかく、決めたらやるしかない。ドキドキしながらディスクの中身を削除してからBig Surという新しいOSを再インストールしてみたとことろ、無事にできた。新しいMacを買わずに済んだ!
できることならあと2年がんばってもらって10年使い続けたい。いまロシアの戦争のせいでいろんなものが高くなっていると思うので、それが落ち着いた頃に買い替えたい。
今回の教訓
- 大事なものはクラウド(かどこか)にきちんと保存する
- バージョンアップの前には容量を確認して、バックアップを取る
それにしても買ってから8年間、何事もなく動いてくれるMacbookに感謝!
コメント